こどもを真ん中にした映画制作について
こんにちは
すぎやまゆうこです。
漫画家、イラストレーターとして活動していたわたしが、漫画をお休みして、「幻灯童話作家」高遠瑛として 写真・八ミリフィルム映画で作品を発表しだしたのは、2003年頃からです。
これまで、8ミリフィルム、デジタルビデオ、デジタル一眼レフ、アニメーションなど、様々な映像に関わって来ました。
ただし、アナログなものに強く惹かれる反面、
デジタルなものには、どうも心底馴染むことが出来ないので、カメラや編集は専門の方にお任せして映像制作については、あくまで、 プランナー、監修、演出、制作、美術、衣装など、機材がいらない作業に徹しています。
これから一番力を入れたいと考えているのは、こどもたちを真ん中に置いた、映画の制作です。
何度か、こどもたちと一緒に映画をつくった経験があるのですが、こどもたち自身が、自主的に制作の真ん中にいることにより、積極性、自立性、協調性、共感する力、助け合う力、個性を発揮し、認めあう力など、こどもたちの精神性の成長に、様々な良い成果が見られることを、実感しています。
春休み「こどものゆめ映画祭」開催を機に
これからはますます、こどもたちの映画制作に
関われる機会が増えていくと良いなーと考えております。
「✳︎Earthこどものゆめ映画祭」は
「こどものゆめをはぐくむ」
が、テーマですが、
将来に悩む若者にも、
人生の岐路に立つ
オトナの方にも、
ぜひこの映画祭に参加していただき、
もう一度、
「こどもゴコロ」に還り、こどもの頃のゆめを思い出していただけたら素敵だな、
と思います。
こどものゆめ映画祭
https://www.facebook.com/events/1685878438291402/
現在、長編天然色幻灯童話『ALBIREO』を完成、公開させるべく、製作費と、経験値を稼ぐ日々です
以下、活動をざっと振り返ってみました。
あらためてまとめて書いてみたら
意外にいろいろやっててびっくりです。苦笑
2001年
「誰にでもオンリーワンという才能がある」を理念に2000年に結成された「STONESOUP子どものアトリエ」の講師に就任。
2002年より毎月2回から4回のペースで、アート&映像制作ワークショップを開催。
空の王国の住人というイメージで、
こどもたちに、洋服をデザインしてもらい、工作でつくり、ファッションショーを行いました。
また、その制作や発表の様子をご近所に住む、テレビ制作を引退された方に記録撮影していただきました。
6月「空の王国」上映、発表。
同時期、漫画のコマ割りとストーリーに、写真を当てはめる「写真漫画」という手法に取り組む。
なにげなく、当時8歳の「HALCA (七海遥)」を少年役のモデルに起用したところ、漫画家の友人の紹介で、映画監督山田勇男の目に止まりつげ義春原作の映画「蒸発旅日記」に出演。
その後も山田勇男監督の幾つかの作品に出演し、その映画のプロデューサーでもある、寺山修司の弟、森崎偏陸氏のおすすめにより、下北沢にて、写真展個展をさせていただくこととなります。
2003年 6月
下北沢 LA CAMERA
「少年紀」
モデル HALCA (七海遥)
日本ボーイスカウト連盟世田谷14団に、HALCA (七海遥)がカブスカウトに参加。
その活動の一環として「子どもたちでミュージカル映画を作る」というプログラムを月三回、4ヶ月にわたって実施される際、団長よりの依頼で、映画づくりをお手伝いすることに。
HALCA (七海遥)がオーディションで主役に選ばれたことと、他に出来る方がいらっしゃらなかったこともあり、脚本、オーディションによる配役、絵コンテ、演技指導、ダンスの振り付け、歌の指導、演出等、カブスカウトのこどもたちの映画制作をサポート。
演技、カチンコ、照明、ビデオ撮影、音声などはすべて、こどもたちの手で、役割分担。
小道具、衣装は時間の都合上、保護者の方々が制作くださいました。
「STONESOUP旅人と不思議な石」を
制作、上映。
この経験を通して、こどもたち中心の映画づくりが、どれほど可能性を秘め、素敵なことかを実感しました。
以下、詳しいことは
またいずれ触れるとして
一応、覚書代わりに活動を列挙しておきます。
興味のある方はご覧ください。
(2004年)
親子、こども、青少年、アーティスト、表現者による映像コラボレーショングループLUNATYCA FILM CLUBを結成。
写真と映像のワークショップを月二回ペースで開催。
2004.11月
銀河鉄道の夜をイメージした作品
「星の葬-ホシノマツリ-」
完成、発表。
2015.6
仙台文学館
http://www.lit.city.sendai.jp/
「宮沢賢治展」にて3ヶ月上映 その後所蔵品となる。
短編集「Lovers」を上映、発表。
2004年10月
『Lovers for Shimokitazawa
CINEVISCINEMA
http://www.cineviscinema.jp/
コダック40周年記念50FTフィルムコンテスト「SUPER8賞」受賞。
(2005年)
LUNATYCA FILM CLUBによる長編映画「ALBIREO」を企画制作。
10月より赤坂パナソニックDU
http://www.studiodu.com/index.html
の協力でアーティスト びん博士(庄治太一氏)のライブ用映像を制作。
(2006年)
引き続きLUNATYCA FILM CLUBによる長編映画「ALBIREO]を制作。(日本コダック社フィルム提供)
赤坂パナソニックDU協力
アーティストびん博士(庄治太一氏)監修
「ボトルシヰアター」他
滋賀県 MIHO美術館
http://www.miho.or.jp/
「和ガラスの心」にて
イベント上映 映像展示。
(2007年)
日本飛行船のご協力で
広告の貼っていない、
ツェッペリン型の本物の飛行船の撮影が
飛行船映画「ALBIREO」撮影終了。
NPO法人映画表現育成協会FILMe 立ち上げ
(2008年)
「PHOTO+GRAPH展−光の描画−」
女子美術大学企画展出展
女子美アートミュージアム他にて、
高遠瑛として
映像作品と、写真のロングラン展示。
く
2008年4月5日(土)〜5月6日(火)
http://www.joshibi.ac.jp/jam/
大黒屋ギャラリー
2008年5月13日(火)〜18日(日)
http://www.ginza-daikokuya.com/gallery.html
ギャラリー同潤会
2008年5月14日(水)〜19日(月)
http://www.gallerydojunkai.com/
女子美 ガレリアニケ
2008年5月13日(火)〜24日(土)
http://www.joshibi.ac.jp/jam/
新宿パークタワーギャラリー1
2008年5月23日(金)〜25日(月)
http://www.shinjukuparktower.com/
http://www.joshibi.ac.jp/jam/program/next/
三軒茶屋生活工房映像展示 映像WS
『世田谷アートフリマ つながり展』
(2010年)
「下北沢大学」企画展
8月14−22日 下北沢ギャラリー GAoh!
http://www.gaoh.jp/gallery4.html?p=shimodai
下北沢ギャラリーArt Marble
http://www.at-mar.com/takato7
下北沢 東洋百貨店3F toyo3A
12月23−26日
上映個展 SORAISM 「星の葬」DVD 発売
映画「クローンは故郷をめざす」メイキング撮影監督
http://clone-homeland.com/
後にDVD収録
音楽PV『狐の会』「秋の夢」監督
http://www.youtube.com/watch?v=dB9ejOQsMhc
音楽ライブ用映像制作 庄司太一(びん博士)
http://bottle.cafesaya.net/
ライブDVD監督 『天気輪サーカス』黒色すみれ
http://www.kokusyokusumire.net/
2010年より
NPO法人 映画表現育成協会 FILMe
女性監督育成プロジェクト
ポジフィルムスとして
以下の映画の制作に協力
主要制作活動歴
2010年11月短編映画
『海の見る夢』
(監督 中平悠里)
2011年5月短編映画
『猫と少女の物語
(監督 中平悠里)
2012年8月短編映画
『まほうのことば』
(監督 たおさちこ)
高橋真琴 個展
MACOTOPIA
ライブペインティング
トーク、インタビュー収録
2013年 7月より
JAPANEXPOinParis2013に
+JAPAN プロジェクトとして参加。
高遠瑛 作品上映
「ホシノマツリ」他
2014年 7月
JAPANEXPOinParis2014
+JAPAN プロジェクト
高遠瑛 作品展示
「不思議の街のアリス」
「赤い蠟燭と人魚」
2015年 7月
JAPANEXPOinParis2014
+JAPAN プロジェクト
アニメーション上映、朗読
「赤い蠟燭と人魚」
キャラクター展示
「ナカノクンロボ」
「しもきたてんぐてんてん」
2015年11月
ヒューマンアカデミー
「ナカノクンロボアニメ版」監修
中野新人監督映画祭 レッドカーペット
上映、舞台挨拶
すぎやまゆうこ
フェイスブック
https://www.facebook.com/akila.takato