今こそ あーとがあーすにできること

あの地震からあっという間に二十日という時間が過ぎてしまいました。

あの地震以来 今自分に出来ることは何だろうと ずっとずっと考えていました。

幸いにも
一昨年から行った
アースフェスタ アースクルーの活動で
つながった方たちからのメーリスやツイッターなどが
毎日のように届き
被災地現地の生の声や
原発の隠された真実などに関して
有益で必要な情報を得ることが出来ました。

そしてそこで得られた知識から
これまでの自分がいかに
マスメディアの情報にだまされてきたか
無知で楽天的であったかを
思い知りました。


そして結局
今 自分に出来ることは
一昨年立ち上げた
アースフェスタせたがやのキャッチコピーでもありました
「あーとがあーすにできること」
に尽きるのではないかと
思い至りました。


「知ってる? EARTHの真ん中にはARTがあるんだよ。」

そんなことをいいつつも
正直 あのときは「あーす」という言葉が
まだまだ遠いふわっとしたものにしか
感じられていませんでした。

このイベントが
地球上のどこか遠くの困った人たちを
助けるきっかけになったら良いな

いつか どこかで だれかの 役に立つ 

そんなあいまいな動機での開催でした。

でもこの地震をきっかけに
そんな甘い認識が全部吹き飛びました。

原発からのエネルギーシフトの緊急性は
日本だけではなく
地球全体の人類の未来に関わっていること

自分の そしてこどもたちの飲んでいる水道水やたべものが
(数値が高いとか低いとかではなく)
放射能に汚染されている
そしてこれからも汚染され続けるのかもしれない
という恐ろしい現実を
リアルに体験するまでは
今そこにある危機」は
単なる「イメージ」でしかありませんでした。

そんな自分が情けなく 悔しくてたまりません。

この日本で今 
すぐにでも助けを必要としているこどもたちがいる
心のケアを必要としている人たちがいる。。。。

節電 募金 ブログやツイッターでの情報発信。。。

私個人では
いますぐに出来ることは
まだまだ限られています。

これからじっくり準備をして
仲間を募って
おそらく実質的に
動きはじめられるのは
5月以降であろうかと思います。

でも、とにかく、いま自分の出来ること
そしてそれが最大限
長い将来にわたって
効果を発揮できる方法を
せいいっぱい考えるしかありません。

今の私の財産といえば
少女漫画家として培った?
多少奇抜かもしれない
ささやかな発想力と
2001年から10年間行ってきた
こどもおやこむけのアートワークショップの
ささやかなノウハウ
http:// d.haten a.ne.jp /npolux ia/

2007年 映像による社会貢献を
テーマに立ち上げた
「映画表現育成協会FILMeフィルミィ」
http:// filmeja pan.com / の
NPO法人という
ささやかな社会的信用と

映像作家としてのとるに足らない実績

そして2009年より活動を始めた
このアースフェスタ 
アースクルーの企画者としての
ささやかな実績
http:// earthfe sta-cre w.blogs pot.com /

そしてそれらの活動の中でつながった
素敵な「志」を持つ 多くの仲間たち

(これが一番の価値ある財産でしょう)


東日本大震災」の被害を受けた
こどもたちの心のケアのために
アートや音楽 映像で出来ることを考えました。

震災では 今後 長期の避難生活を余儀なくされる方々が
大勢いらっしゃることが予想されます。

その中でも特に心に傷を負った幼児 こどもたち、
そしてその親たちのこころのケアを目的に
「アート」「音楽」「映像」「あそび」を融合させた、
被災者の精神的なケアに焦点をしぼった活動は、
それ以外のケアにくらべて、ついつい後回しとなりがちだと思います。

今こそアーティストが手をつなぎ、その役目を担うべきだと思います。

もしこの考えに賛同していただける方は
ご連絡ください。

一応このプロジェクトに関しては

EARTH CHILDREN アースチルドレン

という仮の呼称をつけました。


だれもが地球のこどもたちである
そんなわたしたちが
地球の未来を創るこどもたちのために出来ること。

そんな願いが込められています。

活動団体や立場の枠を超えて
いまこそ手をつなぎ
アートや音楽で
こどもたちにひかりと希望のともしびを

そんな活動を始めたいと思っています。

具体的な活動内容に関してはまたこちらでお知らせします。


今後ともよろしくお願いします。


つぶやいてます
http://twitter.com/#!/EARTHFESTA