小さなお子様をもつ保護者の方へ

依然 予断を許さない状況下で

大人の方も余裕が持てない毎日だとは思いますが
お子様の心はもっと傷ついているかも知れません。

アメリカのシュタイナー幼稚園で働く方がまとめた、今回のような被災時における小さな子どもたちへの対応についての文章です。

小さなお子様に接する方にはとても参考になります。

http://noharajp.net/openforum/article/28

本当ならニュースで流してほしいけどテレビを消しなさいとは言えないですかね。

やはりお絵かき 工作は心の平安に一役かえるみたいです。

「こどものアトリエ」
http://d.hatena.ne.jp/npoluxia/

先週水曜日二子教室 土曜日鎌田教室に続き 
明日火曜日狛江教室を開催します。

市民会館の都合で時間が16時から17時となります。
ご了承ください。 

以下 抜粋 引用です。

テレビを消しましょう
 必要以上にテレビでニュースを垂れ流しにするのはやめましょう。できる限り、他の情報収集手段を駆使し、子どもがいないところでニュースをチェックしましょう。
 大人には「同じ映像を繰り返し流しているなあ」と一目瞭然のことでも、子どもは、今も怖いことが続いて起こっているのかと受け止めます。

また距離感が分からないので、危機を自分のごく身近なことと感じてしまいます。

テレビからの情報で子どもがトラウマを受ける可能性を考慮して、慎重に判断しましょう。

まずは安心させて
 子どもは様々な形で不安を表現します。甘えん坊になり何かにつけてぐずぐずしたり、一人で寝るのを怖がったり、逆に反抗的になったり。

中にはお漏らしをしてしまったり、頭痛や腹痛を訴えるといった、実際に身体的な変化や痛みとして現れることもあります。

たくさん抱っこしてあげたり、一緒に過ごす時間を大切にしましょう。
 そして、子どもがかけがえのない存在であることや、その子を守るために全力を尽くしている、といった、言わなくても分かっているだろう、当然のことも、ときにはきちんと言葉で伝えてあげることも大事です。

言霊という通り、言葉にして伝えることにより、子どもにより強い信頼感、安心感を与えます。

子どものそのままを受け入れる
子どもの気持ち、考え、疑問、反応、すべてをそのまま受け入れ、認めてあげましょう。オープンで受容的な雰囲気を作り、子どもが何でも話したいことや聞きたいことを表現できるようにします。

しかし、まだ話したがらない子に無理に話させることは逆効果になることもあります。

特に今の一瞬一瞬を生きている幼児の心は夢の中のように流動的で、大人のように記憶や感情を心に溜めていないこともあります。

後述しますが、子どもは絵を描いたり、ごっこ遊びをしたりして、気持ちを表現し、心を癒していることもあるので、話すことだけにこだわらず、トータルに子どもを受け止める視点を持ちましょう。

希望が持てるような終わり方に
警察や消防隊員らが懸命に働いてくれているとか、県外・海外からも援助が来ている、みんなで力をあわせてがんばっている、というようなポジティブな情報を伝えて、ハッピーエンディングとは行かないまでも、落胆や恐怖よりも復興や希望に焦点を置いた終わり方にします。

語る大人にも力を与えてくれるはずです。

子どもが遊べる場を
子どもの仕事は遊びです。通常なら当たり前のことですが、非常事態の中、遊びなど考えもつかないかもしれません。

前述のように、子どもは未消化の経験や感情を、絵に描いたり、ごっこ遊びとして繰り返して、表現することがあります。

一時的でも遊びに没頭し、遊びきることにより、身体を動かし、気持ちを表現し、心身ともに平常の状態に近づけることができます。

状況の許す限り、子どもが子どもでいられる時と場所を用意してあげてください。

特別なものは要りません。その昔、石ころ一つで遊んだ遊びを教えてあげてください。

紙と鉛筆があれば絵をかいてもいいよと渡してあげてください。